グローバルマーケティングにおける日本企業の弱み?

グローバルマーケティングについて欧米人の上司と話していて、彼がいつもいうのは、日本企業は、欧米の企業とはマーケティングの考え方がまるで違うということ。

彼のポイントを簡単に言うと、日本は、ものづくりでいいものを作るクラフトマンシップという考えが根底にある。欧米特にアメリカでは、セールスマンシップが一番大事なこととされている。なので、どちらがいいということではなく、アプローチが全然違っている。

そういう意味では、アプローチの違いなだけで、どちらがということもないのだが、フォーチュン500企業から、日本企業が減少しているのには、セールスマンシップ的なマーケティング力の欠如と関係した理由があるのかもしれない。マーケティングが、アピールが下手なんです、という単純な話ではないですね。

日本企業が真のグローバルで勝ち抜けていない理由は、他にも韓国企業のように退路をたった真剣な取り組みとかが足りないなど、スピードを持った経営判断ができていないなど、色んな要因があって、きっとマーケティング力の欠如だけではないのですが、この辺りは一つ深く掘っていきたいです。