グローバルで学んできた20のこと。
いま、なんとなく、ある講演に向けて考えていることがあります。
それは、「これまでのグローバルマーケティング業務で、自分が学んできたことは何か?」そして、「日本企業へのヒントは何か?」、ということです。
海外駐在や、アメリカ本社の人たちと仕事することで感じてきたことはこんなことです。
わかりにくいと思いますが、自分なりのメモ、ブレストをしてみます。
- グローバルでうまくいくかどうかは、要するにはマインドの問題だと思う。
- グローバルとか言ったって、所詮は人と人の関係での仕事である。
- グローバルの中では、日本はむしろ特殊である。
- どこか外国でうまく仕事できれば、あとはどこにいってもうまくできるはずだ。
- 外国で働くなら、徹底的にその国の文化を知るべきだ。知れば知るほど、現地に受け入れられる。
- アジアだろうが、欧米だろうが、常に自分が学ぶ姿勢を持つことが大事だ。
- 一方で、常に日本のことを外国の人に客観的に解説できるようにしておかないとならない。
- 世界には、優秀な奴がたくさんいる。国境を問わず、そういう人と付き合い、仕事して、刺激された方がいい。
- ニュースは、自国のメディアではないものを見た方がいい。
- 威張ってはいけないが、謙遜してもいけない。客観的に貢献する形で自分のことをアピールしないと、誰も気づいてはくれない。
- 会議で、発言することは、貢献することだ。価値を出すことだ。
- 海外生活では、日本人以外とたくさん付き合うべきだ。居心地の良い方に流れてはいけない。
- 現地の人のハートをつかむのは、難しいことではない。
- ちょっとした挨拶の機会を無駄にしない。
- グローバルに楯突かない。建設的にどう進めるかがキモだ。
- ヒエラルキーをしっかり意識する。ビジネスは、友だちゲームではないから。
- 絶対に95%の誰もが陥るグローバルコミュニケーションの罠がある。
まだあるから、後で追記したり、順序を整理したいけど。
なんか、こう書いていたら、別に、日本でも同じじゃん、って気がしてきた。
それは、まさに、そうなんだと思う。グローバル化は、出て行く人が変わっていくだけではなくて、日本にいる人だって大きく影響を受けることなのだから。
いまや、グローバル化と関係ない人なんか、1人もいないのかもしれない。